仮想通貨FXの税金について徹底解説!海外の取引所を使う場合はどうなる?

この記事では、仮想通貨FXの税金を計算する場合に、押さえて起きたい重要なポイントをお伝えします。

さらに、具体的な税金の計算方法も5パターンに分けて、わかりやすく解説。仮想通貨FXの所得税の仕組みを知りたい場合は、ぜひこの記事をご覧ください。

仮想通貨FXの税金の仕組み

まずは仮想通貨FXに関係する税金の基本についてです。

仮想通貨FXは総合課税

仮想通貨FXの課税区分は「総合課税」になります。

以下、そのほか関連するものを一覧にまとめてみました。

投資の種類 課税区分
仮想通貨FX(国内・海外) 総合課税
海外の通常FX 総合課税
国内の通常FX 申告分離課税
株(国内・海外) 申告分離課税

※通常FXとは、法定通貨同士のペアのFX(例:JPN/USD,USD/EURなど)
※海外の通常FXとは、海外業者でFXをすること(例:XM Trading,AXIORYなど)

総合課税の課税額は、累進課税方式によって算出します。

累進課税方式とは、所得に応じて税率がアップする課税の仕組みのことで、その年の総所得で計算されるので注意が必要です。

以下が累進課税における税率と控除額の表になります。

所得金額 税率 控除額
195万円以下 5% 0円
195~330万円 10% 97,500円
330~695万円 20% 427,500円
695~900万円 23% 636,000円
900~1800万円 33% 1,536,000円
1800~4000万円 40% 2,796,000円
4000万円以上 45% 4,796,000円

注意したいのが、この所得額は給与なども含めた総所得だということを忘れずに。

所得区分は雑所得

仮想通貨FXの所得区分は「雑所得」。

給与所得と仮想通貨FXの利益との合算で所得を求めます。つまり、以下のように計算します。

計算式
総所得金額=給与所得+仮想通貨FXの利益(雑所得)

また、雑所得の重要な特徴として次の2点があります。

  • 他の所得と損益通算できない
  • 翌年へ損失繰り越しができない

損益通算とは、赤字が出た場合に所得の合計から赤字分の損失を差引くこと。つまり損益通算することで赤字が出た分だけ税金が安くなるということになります。

ちなみに損益通算で重要なのは、仮想通貨FXで利益が出た場合には所得に合算できますが、損失の場合は所得から引くことができないということ。

対して、同じ年の雑所得同士であれば損益通算ができるのもポイント。

具体的には次のよう場合は損益通算ができます

  • 仮想通貨FXと副業の利益
  • 仮想通貨FXと保険金や年金の利益

では次に、仮想通貨FXと国内FXにおける税金の違いについてみていきましょう。

仮想通貨FXと国内FXにかかる税金の違い

まずは仮想通貨FXと国内FXにかかる税金の違いをまとめてみました。

投資の種類 課税区分 特徴
仮想通貨FX
(国内・海外)
総合課税 ・ほかの所得との合計に課税
・累進課税方式

(仮想通貨FXに限り)
・他所得と損益通算できない
・翌年へ損失繰越できない

国内FX 申告分離課税 ・ほかの所得と分けて課税
・一律20%の課税

まず大きな違いは、「総合課税」と「申告分離課税」という税区分ですね。

ほかにも損失繰越の有無も違いますね。仮想通貨FXと国内FXは課税区分が異なるのでお互いに通算はできません。

たとえば、以下の場合を想定してください。

  • 仮想通貨FXで500万円の損失(雑所得)
  • 国内FXで500万円の利益(申告累進課税)
以上の場合損益通算で0円とはならず、国内FX100万円に税率20%がかかります。

一方で同じ税区分であれば損益通算できます。

たとえば、同じ仮想通貨FX同士や同じ税区分の雑所得である海外FXは損益通算が可能。

つまり、ここで重要なポイントは次の2点です。

ポイント
  1. 国内FXは税区分が違うから損益通算できない
  2. 海外FXは同じ税区分なので損益通算ができる
仮想通貨FXと、ほかの投資を同時に行っている場合は注意してください。

仮想通貨FXの税金の計算が簡単にできるおすすめツール

ここでは、仮想通貨FXに強い計算ソフトを紹介します。

Gtax


Gtaxは、仮想通貨取引所のCSVデータを取り込むだけで確定申告書類を簡単に作成することができるツール。

2021年6月28日時点で44もの取引所に対応しており、マイニングやICOへの参加に対しても対応してくれる優れものです。

Gtaxの公式サイトはこちら

Freee

Freee
Freeeには、仮想通貨の税金計算に特化した「Freee for 仮想通貨」があります。

仮想通貨の取引データを取り込むだけで、損益通算や確定申告書の作成ができます。

通常のFreeeと連携させて、他の収入も合わせて管理していきたい人におすすめですね。

Freeeの公式サイトはこちら

CryptoLinC


仮想通貨FXの計算ソフトを導入する場合、計算ソフトが取引所に対応しているかが大切です。

CryptoLinCは、68か所の取引所に対応。

さらに、海外取引所との連携も可能です。計算代行まで全て行ってくれて、仮想通貨に強い弁護士も紹介してくれます。

複数の取引所でトレードしている個人投資家におすすめです。

CryptoLinCの公式サイトはこちら

仮想通貨FXの税金まとめ

ここまで仮想通貨FXにおける税金の話とおすすめの税金計算ツールを見てきました。

仮想通貨FXの税金計算をする際に特に重要なポイントは以下の通りです。

  • ほかの税区分との損益通算ができない
  • 翌年以降への損失の繰り越しができない
  • 申告分離課税である国内FXとは、税区分が違う
  • 総合課税区分の累進課税方式で所得税を計算する
  • 仮想通貨同士でも利益があれば所得が発生する
  • 海外の取引所であっても確定申告は必要
所得税の計算を間違うと、税務署に指摘を受けて重加算税を取られて、大きな損失も被ることもあります。

とはいえ、仮想通貨FXの所得税計算はとても複雑です。

税金の計算を自分でやっていくのが不安な場合は、仮想通貨FXに強いGtaxやCryptoLinCなどの計算ソフトも使ってみてはいかがでしょうか。

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