この記事は、仮想通貨FXでレバレッジ100倍の取引について、知りたい方に向けて書かれた内容となっています。
- Binance
- FXT
- Bybit
- BaceFEX
- CryptoGT(500倍)
- FXGT(1000倍)
- Bitterz(888倍)
この記事を読むことにより、
- 仮想通貨FXレバレッジ100倍のメリット
- 本当に安全なのか
- レバレッジ100倍で取引ができる仮想通貨FX業者
上記3つのことがわかります。
それでは、まずは仮想通貨FXレバレッジ100倍で取引するメリットについて解説していきます。
レバレッジ100倍のメリット
仮想通貨FXを行う方が考えるメリットの一つとして、100倍以上のレバレッジを使用して取引ができると考えている人もいると思います。
それは確かに正しいです。
しかし、私が考えるに仮想通貨FXのレバレッジ100倍取引が持つ、本当のメリットはそれだけではありません。
実は高額な取引ができる以外にも、仮想通貨FXには魅力があります。
ちなみに、国内の仮想通貨FX業者における最大レバレッジは、現在4倍です。GMOコイン、DMM Bitcoin、bitFlyerといった主要な大手すべて4倍が最大となっています。
しかし、国内では仮想通貨FXの規制が厳しくなっており、改正資金決済法により2021年5月以降は2倍が上限と報じられています。
ここからは、仮想通貨FXでレバレッジ100倍取引を行うことについての、本当のメリットを紹介していきます。
自由に取引できる
仮想通貨FXの最大レバレッジ100倍のメリットの一番に、取引の制限がないことが挙げられます。もう少し具体的に言いますと、レバレッジが高いほど「低額から高額まで、自由で幅広い取引ができる」ということです。
「仮想通貨FXで高いレバレッジ取引ができる」と耳にすると、どうしてもハイリスクと考えてしまう人が多いようです。しかし、実際には仮想通貨FXの最大レバレッジが高いと言っても、単に危ないということはできません。
実は最大レバレッジが高い海外の仮想通貨FX業者で取引した方が、「同じ証拠金、同じレバレッジで取引をする場合に有利である」と言えます。
その例を一緒に見ていきましょう。
今回は、最大レバレッジ4倍の国内仮想通貨FX業者と最大レバレッジ100倍の海外仮想通貨FX業者を並べて見ていきます。また条件は両者とも、下記のように統一して考えることにします。
<今回の取引例の条件>
・証拠金:20万円
・ロスカットレベル:20%
上記2つの条件から算出してみると…
海外の仮想通貨取引所 | 日本の仮想通貨取引所 | |
---|---|---|
最大レバレッジ | 100倍 | 4倍 |
1000万円取引の必要証拠金 | 10万 | 250万 |
最大取引量 | 2000万 | 80万 |
このような結果になりました。
レバレッジ4倍の国内仮想通貨FX業者の場合は、「最大で80万円の取引」ができます。
また、1000万円の取引を行う場合には、250万円が必要となってきて、この証拠金20%の「50万円」まで有効証拠金が減ったときに、強制ロスカットが起こります。
一方で、レバレッジ100倍の海外仮想通貨FX業者の場合は、「最大で2000万円の取引」ができます。
1000万円の取引を行う場合には、10万円だけで済ませることが可能となり、このときの強制ロスカットは、有効証拠金が残り「2万円」になるまで起こることはありません。
お分かりいただけましたでしょうか。このように、最大レバレッジが高い場合ほど、高額の取引ができることはもちろんのこと、同時に少額の取引も行うことができるというメリットがあります。
実はリスクが低い
仮想通貨FX業者を使って高いレバレッジ取引をすることは、危ないと考えている方は多いと思います。
しかし、しっかりとリスクを管理できている人にとっては、より高いレバレッジ取引ができる「海外の仮想通貨FX業者の方が安全」だと言うことができます。
その詳しい理由について、ここから解説していきます。
ロスカットがされにくい
前の段落で、1000万円分の取引において強制ロスカットが起こる金額(有効証拠金)について解説してきました。
<強制ロスカットが起こる金額(有効証拠金)残高>
・4倍の国内仮想通貨FX業者:50万円
・100倍の海外仮想通貨FX業者:2万円
※ロスカットレベル:20%
実に、強制ロスカットが起こる金額が25倍も異なります。これは、ちょうど海外の最大レバレッジ100倍が、国内の最大レバレッジ4倍の×25倍であることと一致します。
このように、レバレッジが異なるだけで強制ロスカットされる金額が違ってきます。そのため、同じ証拠金・同じ取引額であっても長く取引することが可能になります。
また、仮想通貨は為替FXと比較すると、価格変動の幅を表す「ボラティリティー」が大きく、ロスカット管理が難しい傾向にあることも、ロスカットされにくい理由の一つとなっています。
つまり、海外の仮想通貨FX業者でレバレッジ100倍以上の高い取引を行う場合は、ロスカットされにくく、幅広く自由に取引が行えると言えます。
少ない証拠金で済む
海外の仮想通貨FX業者を使って、レバレッジ100倍以上の取引を行うことで、証拠金も少なく抑えることができます。
<例えば>
・例として、国内の仮想通貨FX業者(最大レバレッジ4倍)と海外の仮想通貨FX業者(最大レバレッジ100倍)で、ともに1000万円の取引を行う場合を想定します。
(証拠金)
このとき、国内の仮想通貨FX業者(最大レバレッジ4倍)の場合は、最低でも「250万」が必要になります。しかし、海外の仮想通貨FX業者(最大レバレッジ100倍)であれば、たった「10万」だけで取引を行うことができます。
また、のちほど解説しますが、海外の仮想通貨FXでは追証なしの「ゼロカット」と呼ばれているシステムが採用されていて、口座の残高がマイナスになったとしても、10万円以上の損失はありません。
以上のように、レバレッジ100倍で取引を行う場合、証拠金を少なく抑えることができるため、たとえ取引がうまくいかなかったときでも、損失額も少なくて済みます。
海外取引所なら借金リスクなし
レバレッジ規制のない海外の仮想通貨FX業者に、必要になってくるのが追証なしの「ゼロカット」と呼ばれているシステムです。
レバレッジ100倍などという取引を行う場合、リスク管理をしていても大きなリスクがともなってきます。海外の仮想通貨FX業者でレバレッジ100倍以上の取引をしていると、ロスカットがされずに、気がついたら証拠金がマイナスになってしまうことも少なくありません。
このようなときに、役立つのが海外の仮想通貨FX業者の多くが採用している、追証なしの「ゼロカット」と呼ばれているシステムです。
ゼロカットとは、大きな値動きがあり、証拠金の残高がマイナスになってしまったときでも、海外の仮想通貨FX業者が負担してくれるシステムのことです。そして、証拠金を0にしてくれます。
以下ゼロカットをイメージするのにわかりやすい参考画像をビッ研.comさんにありました。
引用:仮想通貨FXの海外取引所おすすめ32選!レバレッジ取引に良いビットコインFX業者をランキング形式で比較│ビッ研
この「ゼロカット」システムのおかげで、トレーダーは証拠金以上のリスクを負うことなく安心して取引を行えます。そのため、レバレッジ100倍以上などの高い取引をするときは、必ず「ゼロカット」の有無を確認するクセをつけておきましょう。
また、日本国内の仮想通貨FX業者は法律上、「ゼロカット」システムの採用を行うことができません。そのため、コロナショックなどの短時間で大きな値動きがあったときに、多くの国内仮想通貨FXトレーダーが借金を負うといったことがありました。
100倍を使う際のリスク管理
前の段落で、リスク管理ができていればレバレッジ100倍以上の高い取引ができる、海外の仮想通貨FXの方が、安全であると解説してきました。逆に考えれば、これはリスク管理ができない人は、海外の仮想通貨FXはハイリスクになってしまうということになります。
そこで、ここからは海外の仮想通貨FXでレバレッジ100倍以上の取引を行う上で、最も大切な「リスク管理」について解説していきます。
これから説明することは、安全に取引を行う上で大切なことですので、海外の仮想通貨FX業者でレバレッジ100倍以上の取引をする際に、しっかりと確認するようにしましょう。
損切と指値注文をマスターする
リスク管理を行う上で、「損切、指値注文」をうまく活用することも大切です。「ゼロカットシステムがあるから、必要ない」と思う方もいるかもしれません。しかし、レバレッジ100倍以上の高い取引であっても「損切、指値注文」は大切になってきます。
想定していたとおりにレートが動かなかったときに、ゼロカットされるまで待つ必要はありません。そのようなときは、早めに損切りを行って証拠金を確保しておくことで、次のトレードに入金なしで挑戦するように心がけておきましょう。あるいは、あらかじめ指値で注文を入れておいて、証拠金を確保することも一つの手法だと言えます。
また、決済に関しても一緒です。トレード前には、きちんと金額を設定しておき、自分がロボットにでもなったかのように、機械的に決済を行うようにしましょう。
確かに海外の仮想通貨FX業者でレバレッジ100倍以上の取引で、さらなる利益を求める気持ちは痛いほどわかります。しかし、大切なことはリスク管理をし、確実に利益を確保することです。ここを忘れてはいけません。
塵も積もれば山となります。
10円でも100円でも、きちんと利益を確保しておけば、次の取引でさらなる利益を狙うこともできます。無駄に時間を使って、取引を長引かせることのないように心がけましょう。
なるべく証拠金は少なく抑える
海外の仮想通貨FXでレバレッジ100倍以上の取引を行っていると、一瞬で口座の残高が0になってしまうということが多々あります。
入金額、証拠金が大きくなってくると、それだけロスカットされにくくなるので、長く取引を行うことができます。しかし、同時に失敗したときの損失額も大きくなってしまいます。
そのため、損失額を少なくするということを考えたときに、口座への入金額は必要最小限に抑えるようにしましょう。
「リスク管理」を行う上で、仮想通貨は特にボラティリティーが大きいため、余剰資金で行うことが望ましいです。
また、入金する際はクレジットカードを使用すると、時間も手数料もかからないため、焦らずまとめて入金することはせずに、少しずつ入金するようにしましょう。
利益が出たら一度確保する
前の段落でも解説しましたとおり、レバレッジ100倍以上の取引を行うとき、うまくいったときには多くの利益が出る反面、逆に失敗したときは一気に残高が0になってしまいます。
そのため利益が出たときは、そのお金を使ってトレードをするのではなく「一度出金して利益をしっかりと確保」しましょう。そして、その状態のままで次のトレードを行うようにしましょう。10円でも100円でも、利益は利益です。大切にしましょう。
しかし、海外の仮想通貨FX口座からの出金には、手数料も時間もかかってしまうため、出金はまとめて行うという方も多くいると思います。
ただ、海外の仮想通貨FX業者でレバレッジ100倍以上の高い取引を行うときは、手数料や時間よりも、とにかく「リスク管理」を考えて細かく出金するようにクセづけておきましょう。
ハイレバレッジ100倍でおすすめの海外取引所
ここまで、仮想通貨FXレバレッジ100倍の魅力について解説してきました。しかし、全ての海外仮想通貨FX業者でレバレッジ100倍以上の取引をすることが、できるわけではありません。
レバレッジを100倍以上で取引ができる、海外の仮想通貨FX業者は限られてきます。
その中でも、今回は特にオススメな海外の仮想通貨FX業者を2社、紹介していきます。
②Bybit(バイビット)
最大125倍の「Binance(バイナンス)」
まず1社目は、「Binance(バイナンス)」です。
特徴は、下記のようになります。
2.取引手数料が安い
3.取扱通貨が200種類以上
4.HPサイト・スマホアプリが使いやすい
5.独自トークン「BNB」を取り扱っている
125倍とリスクは大きいですが、追証なしの「ゼロカット」システムを採用しているため、借金を背負うリスクはありません。
最大100倍の「Bybit(バイビット)」
2社目は、「Bybit(バイビット)」です。
特徴は、下記のようになります。
2.日本語に対応している
3.日本人が対応するサポートがある
Bybit(バイビット)では、最大レバレッジは100倍となっています。さきほどのBinance(バイナンス)の125倍には劣りますが、海外の仮想通貨取引所のレバレッジ平均が50~100倍と言われているので、充分なレバレッジだと言えます。
またこちらも、Binance(バイナンス)と同様に「ゼロカット」システムを採用しているため、借金を背負うリスクはありません。
まとめ
今回は仮想通貨で最大レバレッジ100倍の取引をするメリットとは?ということで解説してきました。
ここで一度振り返りますと、
- 取引の制限がほとんどない
- 実はリスクが低い面もある
1)ロスカットがされにくい
2)証拠金が少なくて済む
- 入金額、証拠金は少なく抑える
- 利益が出たらしっかり確保する
- きちんと損切、指値注文、決済を行う
- Binance(バイナンス)
- Bybit(バイビット)
仮想通貨FXでレバレッジ100倍以上の取引ができるのは、とても魅力的です。
ですが、投資は自己責任ですから、リスク管理をしっかりと行い取り組みようにしましょう。